女性や家族連れのニーズを取り入れた、味とセンスが奏でる隠れ家。
お昼のごはんは「日替りランチ」をはじめ4~5種類あります。
「カツオのタタキは注文があってすぐに店の外にあるブースで藁焼きします。せっかく久礼に来て頂くので、新鮮なカツオであたたかい焼き切りを食べてほしいですね。藁は農家さんから一年分を確保できています。」 京都で修業したご主人、服部淳司さんと奥さんの起子さんが切り盛りする「おもや―ごはん―」は、2012(平成24)年にオープン。出汁をとった本格的で繊細な味付けの和食から、女性や家族連れに好まれる創作料理や野菜料理、ビビンバやあんかけチャーハンなどご飯ものなど、メニューが充実しています。
地元(久礼や須崎)に揚った魚を信頼する鮮魚店に吟味してもらい、それがその日のオススメに。直販所をはじめ地元野菜を積極的に取り入れ、大川村のはちきん地鶏など、食材は可能な限り県内産を心がけています。「食材自体がものすごくいいので、料理をつくっていて楽しいですね。スタイルとしては家庭料理+Barみたいになりたい(笑)。器や盛り付けも意識しますが、これはどうやってつくっているのかと思われるような料理を続けて提供できるようにと、スタッフ皆で話し合いながらやっています。」と服部さん夫婦の前向きな姿勢が感じられます。
富山から仕入れる日本海の「焼サバ寿司」身の厚み、
上品な脂、味のアクセントとして梅肉が隠れています。
女性や家族連れを意識したノンアルコールメニューやデザートの充実、果実を使ったチューハイも東洋町のポンカンや大豊町のユズを使います。またワインセラーも設置しています。
まるで隠れ家のように、黒をベースにしたシックで落ち着いた外観。古民家を改装し、木をふんだんに使ったくつろぎの空間には、個室からボックス席、お祝いごとなどの団体など、人数に合わせて対応しています。お昼は日替りランチ(コーヒー付)を中心に、いつも混雑しているそう。駐車スペースも広く、美味しいにプラスしたセンス良さに惹かれ、地元客を中心に四万十町や須崎市からも通ってくる常連さんの気持ちが分かりました。
しっかりとした歯ごたえと旨みが混ざってくるはちきん地鶏の焼き鳥「タレ焼」、「砂ずりねぎ塩」
おもや ―ごはん―
住所/中土佐町久礼6619-6
TEL /0889-52-2012
営業時間/11:30~14:00(L.O)・17:00~21:30(L.O)
定休日/日曜、土曜の昼
JR土佐久礼から徒歩5分
高知自動車道「中土佐IC」より車で約5分
駐車場/6台