木質感あふれる建物で、どこか懐かしい雰囲気が漂う食堂。日替定食に並ぶのは、女将さんが栽培した野菜、タラの芽や青さのりといった地元産の山・川の幸などを使った優しい味わいの家庭料理です。この日の定食は、イノシシの煮物、青さのりの天ぷら、魚でダシを取った味噌汁など。下処理がしっかりされたイノシシは臭みがなく、うま味が凝縮されて濃厚な味わい。煮崩れなく、味がしっかりと染み込んだ上品な肉じゃが、大根のシャキシャキとした歯触りが楽しめる酢の物などバラエティーに富んだ品々が堪能できます。
柑橘の季節には、金柑の甘露煮などが
箸休めに出されることも。